麦踏について

麦踏はこんなお店です!

大切な人と毎日食べたい、食べてもらいたい…
飽きることのない、シンプルで味わい深い、こだわりの小麦達。
優しくて、自然に恵まれ、誰からも愛されるパン屋を目指しています。

のどかな海辺の高台の町。
風が通りぬけるその場所に、古き良き歴史の感じる築70年の古民家を改修し、2018年1月に神奈川県小田原市の江之浦に「麦焼処 麦踏」はOPEN しました。
古いからこそ感じられる懐かしさと心地よさ、何度も訪れたいと思ってしまう。そんな場所でありたいと想っています。
パン作りが楽しくて夢中の私は、お店のすぐ目の前に自ら小麦畑も作ってしまいました。
製粉プラント「ミルパワージャパン」で働いた経験から、小麦粉は香り高い湘南小麦をはじめ、同じくミルパワージャパンで丁寧に製粉をされた神奈川県産の小麦をベースに、北海道や熊本、兵庫などその時々で気に入った小麦を合わせて使います。
自らの五感でやっと巡り逢えた小麦達。
一つ一つを丁寧に、時間と気持ちを沢山込めながら私が納得して満足したものだけを店頭に並べています。
だから自信があります。

なんでもワンクリックですぐ手に入ってしまう時代に、多少のアクセスの不便をものともせず、わざわざ訪ねてきてくれるお客さん達がいることが、素直にとても嬉しいです。
10年以上空き家だった古民家を改修。地域にパン屋が必要なことを伝え、1年がかりで行政から営業許可を取得しました。
「麦焼処 麦踏」があるのは、無人駅である最寄りのJR根府川駅から車で5分ほど、豊臣秀吉が小田原討伐の際に千利休に茶室を結ばせた「天正庵」の跡地。
こんな歴史ある場所でパンを作り、小麦を育て。私はとても幸せだと思います。

私が作りたいのは “食べ飽きないパン” です。
小麦で地域を元気にしたい。
近頃、目にすることの増えた「国産小麦」実は国内の自給率は、ほんのわずか。
高齢化に伴ってみかん畑の耕作放棄地が増えているこの地域に新たに畑を増やすことで、地域にも小麦の普及にも貢献したいんです。
小麦は削り方、挽き方で千差万別に変化します。いずれお店に製粉工場も造って、自分の作りたいパンにもっと近づけたいと思っています。
開店直後はいっぱいに並んでいたパン達も、午後になるとまばらに。
確実に購入したい場合は、来店前に電話で確認をして頂くと安心です。取り置きも可能です。
店内和室や縁側はご自由にお使いいただけます。
自然の緑や歴史を感じることのできる縁側で時間を忘れ、ゆったりとおくつろぎください。
焼き立てのパンに出逢えることも…
もちろん大切なご家族や友人などのお土産にもおすすめです。
「麦焼処 麦踏」のパンで皆様が笑顔になって頂けたら幸いです。

麦焼処 麦踏 店主 宮下

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